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庭園鉄道の泣き所 [LGB]

せめて夏休みくらい、自分のやりたいことに没頭したい、と思ったが今年も思ったほどの休みは取れなかった。幸い鉄道好きな息子が二人育ってくれたおかげで、レイアウトの大がかりな管理についてはたいがい彼らにおんぶしている。南相木のレイアウトは気候が厳しいせいで、最初下の息子が作った2カ所の橋梁が崩壊、もしくは地盤沈下で使えなくなった。上の息子が、この夏、訪れた姪っ子とともにこわれた橋梁をコンクリート製の丈夫なものに掛け替えてくれた。その上、姪っ子のご主人というのが道路建設の本職、土木屋なのだ。これは鬼に金棒。

ここまではまあいいのだが、屋外鉄道の泣き所は接触不良。原因はだいたい3つ:
1,ゴミがレールの上にくっつく(アルコールで拭くか、専用のヤスリで磨く)      
2,レールのジョイントがダメになる(新しいジョイントに取り替えるかはんだ付けする)
3.車輪が汚れる(アルコールで大苦労して動輪を磨く)

そのほか。これら全部クリアしているのになぜそうなるの?というのもある。

ジョイントはあまりあてに出来ないから、最近は危なそうなところは片っ端からワイヤを渡してはんだ付けする。しかし、レールが太い真ちゅうのムクなので通常の60ワット程度のはんだコテではなかなかあたたまらないので、もっと容量の大きいはんだコテを探さなければならない。
結構大変ではあるが、メルクリンとはまたちがった牧歌的風情があるところが気に入っている。

これまでいろんなものを走らせてみたが、やはり小型機関車と2軸客車とか、材木運搬列車がここにはいちばん似合う。貨車に乗せる適当な小枝はいくらでもありそうなのだが、まっすぐで、適当な太さで、「材木」感のあるものはかなり探さないとそうそうどこにでも転がっているものではない。昔メルクリンの貨車に本物の材木を乗せたものがあったが、商品としてある程度の同じような質の、それもかなりな分量の材木をそろえるのは容易なことではなかったろうと実感する。


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コメント 4

Akira

私も息子が小さかった頃、LGBのスタートセットにポイントがついた拡張セットなどを購入しました。
しかし、やはり日本の集合住宅の中では、これが限界でそれ以来増やしていません。あのちょっと大らかな動きと車輌のデフォルメは愛らしく、庭さえあればと思うこの頃です。
さて、私がドイツで学生時代にインターンシップでミュンヘンのDBに居た時、直属の上司の自宅に招かれお茶を御馳走になりました。広い一軒家だったのですが、彼の家の庭には見事なLGBの線路が施設されており、嬉しくなったのを憶えています。しかし、おそらくKlaviermusikさんの場合と同様、メンテナンスがされていなかったのか、機関車を見せては貰えましたが走らせられませんでした。室内のレイアウトでさえメンテナンスはある程度必要なのにましてや屋外ともなれば中々難しいのでしょうね。
 3年ぐらい前にスイスへ旅行した際、VierwelterstaetterseeのVitznauからRigi山への登山鉄道の沿線の家の庭に施設されていたLGBは、まさにハマりで、羨ましいの一言です。
by Akira (2006-08-30 20:02) 

klaviermusik-koba

ちょうど文章を手直ししたところにakiraさんのコメントが入りました。
私の庭のLGBの一つの特徴はラック区間のあること。これがメンテを難しくしている一つの理由でもあります。
by klaviermusik-koba (2006-08-30 20:16) 

Sawada

南相木ではいろいろありがとうございました。
気候が厳しい所ですと、何かとメンテナンスが大変ですね。
それでも、野外を走る模型を眺め、その走りやシュチュエーションがとても楽しく色々と遠大な構想まで描いてしまいました(苦笑)

100ワットのコテでしたら、使用していないものがありますので、次回お伺いする時にでも、ハンダと共に持って行きたいと思っています。
by Sawada (2006-08-31 12:04) 

klaviermiusik-koba

その節はいろいろ逆にお客様に料理までさせてしまってすみませんでした。
とても楽しかったです。ネコもだいぶん人間社会になれられたようですね。
はんだコテのお申し出有難うございます。そのときにまだ調達できていなかったらお願い致します。今年すくなくとももう1、2度は出かけようと思っています。秋の紅葉の時期もなかなか悪くないのです。野外鉄道はあれ以上あまり進化しない気がします。
by klaviermiusik-koba (2006-09-02 09:15) 

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