無印良品的デザイン [エコロジー]
日常何気なく使うものでも、案外いいデザインのものは多くはなく、カッコわるくてもそれしか必要とするものがないときはやむを得ず妥協せざる得ないものがどこの家庭にもあろう。我が家でいうなら、その代表例は、血圧計、ジューサー、電気釜、などなど、国内向けのものにはろくなデザインがない。いっぽう、輸出向けにつくられたもの、例えばTV、カメラ、車などはデザインが悪ければ世界に通用しないからちゃんとそれなりのデザインをしている。
この写真はご覧のようにゆで卵をのせるもので、これは素晴らしいアイデア、といえる。木製の四角い木の真ん中を卵をのせる大きさにくりぬいただけの簡素なもの。6個あって、中に穴があいており木の細い棒に6個刺さってコンパクトに収納することが出来る。同時にこの小穴はゆで卵の表面の水分を下に逃がす役割も兼ねているところがニクい。コストはほとんどかかっていない。ei、とあるのはドイツ語で卵のことだが、この言わずもがなの文字も、デザインの面白さをきわだたせている。たまたまスイスの雑貨屋で見つけて買ったものだが、以来、ずっと愛用しつづけている我が家の無印良品の一つ。
2008-09-06 21:25
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