しろうとの経済学 [経済]
民主党が政権をとって、はじめての来年度概算要求が95兆円だそうである。税収見込みが40兆円だから、家計に置き直してみると、400万円しか年収がないのに、950万円は来年金が必要となる、不足の550万円は金を借りて暮らす、ということになるのだから庶民には理解しがたい。
でも国民総資産は1400兆円もあるのだから、まだまだ国債は発行できる、と政府は思うからこんな途方もない予算が組める。確かにとりあえずはそれでしのげるのだろうが、こうして先延ばしをしていたら、いずれ国債は売れなくならないまでも金利は上昇し、財政はにっちもさっちもいかなくなることは誰にでも分かる。問題はそれがいつか、そうなったら我々の生活はどうなるのか、ということは誰も明確なシュミレーションを示してくれていない。
ある学者の試算ではそのXデーは2016年か2017年だろう、という。私は素人だから何も根拠はないが10年くらいは何とかもつのではないか、でもその次の10年となると霞がかかっている、と直感的に思っている。JALが危機状態にあるが、これはまあ政府が何とかするんじゃないの、と誰もが思っている。でもその親方のほうがこんな状態なのだ。
私は戦後、国の財政が破綻して円がほとんど紙くず状態になったのを経験している。ただあのころはものが全くなかったから途方もないインフレになった。これは理論上理解できる。でも今はものがありあまり、売れなくて困っているからデフレなのだ。だから国が破産してもものがなくなるわけではない。さしあたり国は金がないから公務員に給料が払えない、地方交付税が払えない、くらいしかわたしの悪いアタマは回らないが、どんな世界が待ち受けているのだろうか。
追記: またある学者の説では、日本はアメリカとちがって、外国にはほとんど国債を売っていない(金利が安すぎて売れない)、買っているのは90パーセント日本人なのだから、国債のおかげで、インフラ整備が進み将来の財産となって残るのだから、国債発行額など少々増えても国は破綻しないのだそうだ・・・・。といわれてもやっぱり理解できない。借金は借金ではないか。わずかとはいえ、利息も払わなくてはならないし、なんかのはずみで利息が高くなれば国は払いきれなくなる・・・と私は思うのだが。でもいよいよとなれば立法府は借金をチャラにできる、現代版徳政令を発令することもできる。やっぱり私は国債は買わない。
でも国民総資産は1400兆円もあるのだから、まだまだ国債は発行できる、と政府は思うからこんな途方もない予算が組める。確かにとりあえずはそれでしのげるのだろうが、こうして先延ばしをしていたら、いずれ国債は売れなくならないまでも金利は上昇し、財政はにっちもさっちもいかなくなることは誰にでも分かる。問題はそれがいつか、そうなったら我々の生活はどうなるのか、ということは誰も明確なシュミレーションを示してくれていない。
ある学者の試算ではそのXデーは2016年か2017年だろう、という。私は素人だから何も根拠はないが10年くらいは何とかもつのではないか、でもその次の10年となると霞がかかっている、と直感的に思っている。JALが危機状態にあるが、これはまあ政府が何とかするんじゃないの、と誰もが思っている。でもその親方のほうがこんな状態なのだ。
私は戦後、国の財政が破綻して円がほとんど紙くず状態になったのを経験している。ただあのころはものが全くなかったから途方もないインフレになった。これは理論上理解できる。でも今はものがありあまり、売れなくて困っているからデフレなのだ。だから国が破産してもものがなくなるわけではない。さしあたり国は金がないから公務員に給料が払えない、地方交付税が払えない、くらいしかわたしの悪いアタマは回らないが、どんな世界が待ち受けているのだろうか。
追記: またある学者の説では、日本はアメリカとちがって、外国にはほとんど国債を売っていない(金利が安すぎて売れない)、買っているのは90パーセント日本人なのだから、国債のおかげで、インフラ整備が進み将来の財産となって残るのだから、国債発行額など少々増えても国は破綻しないのだそうだ・・・・。といわれてもやっぱり理解できない。借金は借金ではないか。わずかとはいえ、利息も払わなくてはならないし、なんかのはずみで利息が高くなれば国は払いきれなくなる・・・と私は思うのだが。でもいよいよとなれば立法府は借金をチャラにできる、現代版徳政令を発令することもできる。やっぱり私は国債は買わない。
2009-10-31 16:49
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