かぶら蒸し

　家庭料理は本来このブログの範疇外である。妻は結婚当初から、私は料理は下手で嫌いだから、とつね日頃公言しているから、あまりこちらも期待はしていない。が、今日だけは例外。
　
　我が家には「大地」からの配送で１週間に１度、注文しておいた食品が配達される、が、頼みもしない予想外のものが入ってくることがあって、妻はその処理法にアタマを痛めることが多い。今日の「大地」はまるまると良く育ったカブラである。「これ、一体どうすればいいの？」巨大なカブラをぶら下げて妻は困惑顔。私は以前、かぶら蒸し、という料理をある日本料理店で食べたことを思い出し、インターネットでレシピを探し出した。

　日本料理屋で出される料理だから手間ひまのかかるもの、と思っていたので、夕食にでるとしても明日だろうな、と思っていたが、たまたま材料がそろっていたらしくて、１時間もたたないうちに完成したのには少しびっくりした。ところがこれがじつにうまいのである。以前に食べた料理店の味をはるかに凌駕している、と私は絶賛した。思うに、これは材料となるカブラの質の高さのなせる業であろう。ちょうど風邪を少しひいていたので風邪ひきにはうってつけの有り難い料理となった。「大地」から配送されるものでまずかったものは滅多にない。

　

　

コメント 2

かぶら蒸し、大好きです！！！美味しいですよね。
胃がやさしく暖められるような気がしますもの。

大地とかOISIXとか、時代は本当に便利になりましたよね。

お風邪はやく治りますように！

by K. (2009-12-25 23:30) 

あなたもカブラ蒸しが好物でしたか、以前、D先生に連れられて、ニコタマの「松山」で食べたこと思い出したのです。またカブラ蒸しでも食べに行きましょう。

風邪は相手のRさんが大風邪ひいているから、コンサートが済むまではダメでしょう。風邪に気をつけて、Gute Reise!
by klaviermusik-koba (2009-12-26 09:20)