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年末恒例の行事 [コンサート]

 ここ、二十数年、12月28・29は恒例のパターンの行事がある。四日市のとまりむらのコンサートとその翌日は四日市鉄道クラブの旧交を暖める会。これがないと年が越せない。
今年のコンサートのほうはフルートの渡邊玲奈さんにゲストに来てもらってのコンサートになった。まえのブログでだいぶんゴタゴタ練習風景を披露してしまったが、コンサートが始まれば何のことはない、だいたいがすべてがうまくいくのだ。今回もそうだった。主催者の方々とお互い年だからもう今年限りかもねえ、といいながらもつづいてきたサロンコンサートだが、もう来年の予定もほぼ決まっている。それまで生きられるかどうか。

 いつもコンサートにいらして下さる、私より一回り近いも年上の昔の素晴らしく活動的な中学の国語の先生が毎回「あなたのコンサートは必ず聴きに来るからね」といって下さるので、これではとても弱音は吐けない、という気持ちにさせられてしまう。

 いっぽう、YRFC(四日市鉄道ファンクラブ)。今年のニュースとして、昨年亡くなられた椙山満氏の所有しておられたレイアウトがそっくり、さる病院&老人介護システムを経営しておられる院長の老人ホームに移設された。なんでも巨大なレイアウトを5つに分割してトラックで運び、当地に保存されることになったそうで、私としても同慶に耐えない。複雑なHOのレイアウトを運搬するのは容易なことではなく、移設後もとりあえず、その中の一複線といくつかの側線をYRFCのメンバーが配線をし直して、一部運転できるまでにこぎ着けた。今回それの見学に10人もそろって出かけた、という次第である。

 それは四日市市の郊外にある小山田地区の旧小山田町役場を改造したという恵まれた場所に保存されている。膨大な量の車両はもうすでにあらかた、いろいろの人たちに配られて散逸してしまったが、それでもまだまだ相当な分量のものが残存している。アメリカ型のもの、阪神電車、近鉄などいくつかの車両をみんなで運転してしばし楽しんだ。ビッグ・ボーイが似合う大レイアウトなのだ。

 不思議なもので、昔会員であったが、ずいぶんご無沙汰した人や、遠方からも来られた人たちで、ふたたびこんな運転会になるとは想像もしなかった。むかし鉄道好きだった人たちがこの年になって再び鉄道好きに回帰した人も多い。椙山さんの功績は大きい、としみじみ感じ入った次第。

保存運動に関係された方々のご苦労に深く感謝いたします。
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