もう一つの訃報

　学生時代からの友人だった林秀光さんが亡くなった。もう１５年も透析を続けていたので最近の状態はよくなかったという。彼は私と２ヶ月しか年が違わない。それでも、日本ピアノ教育連盟の会長を私の後任として務めてくれたが病身の体には会長職はこたえたかのも知れない。

　私と違って温厚な性格で、音楽仲間、というよりは鉄道が趣味で、会えばピアノの話よりは鉄道の話をすることの方が多かったように思う。また鉄道の話ができる相手を一人失ったことが淋しい。会長職ご苦労様でした。合掌。

コメント 2

kobaさんこんにちは。
親しい方、特に同じ時間を共有した方が亡くなられると、居た堪れなくなります。
私は明日父と親友の墓参りに行って来ます。迷うことがあるといつもそうしています。
by abe (2011-05-04 22:21) 

abeさん

親友で私と同じ年頃の人の亡くなられるとやはりこたえます。一方で、どれだけ生きるかは結局運次第、体力も、健康度もあまり関係ない。世の中、見るほどのことは見た、１日１日音楽と鉄道を楽しもう、という心境です。


３，１１以前に亡くなった人たちはこの世の地獄を見ないですんだわけだからある意味幸せだなあ、という思いもなくもありません。
by klaviermusik-koba (2011-05-05 18:06)