SSブログ

111のWerbungslok [ROCO]

IMG_1814.jpg
IMG_1815.jpg

 いくつか発注しておいたものが入荷した。そのうちのひとつがこの111型。この広告が面白い、と思って頼んでおいたものである。いかにもバイエルンらしい、ブルーと白のミュンヘンを中心とした私鉄の広告。 BAHNLAND BAYERNの白抜きの文字。車籍はDBAGである。もともとVerkehrsrotの塗装の上にラッピングをほどこしたものらしく、屋根はそのままの色で残っている。とはいえ、実車は通常の位置から見える部分は赤色が見えないよう、屋根部分の苦労のあとが見える。車籍はDBAGではあっても、近郊の私鉄で電化されているところにも出向いているのであろうが、電化されている近郊鉄道はだいたい電車だし、そうでないところはディーゼル動車だから、用途は限られるであろう。

 細部まで良く出来ていて、走りもROCOらしく静かでなかなかいいのではあるが、手すりなどはプラ製でボディももちろんそうである。まあ値段相応ではあるなあ、という感想は持った。私的には、貨物列車かSilberlingeでも牽引させるつもりでいる。写真では見にくいが、1番運転台側のドア上部にROCOのロゴが小さく印刷されているにはどういうわけだろうか。これはカタログでは見えなかった。最近のROCOは旧東ドイツ系の国々のものを多く手がけているので、ときおり欲しいと思うこともあるけれど、もうきりがないのでこの辺でやめておく。

註)余計なことではあるけれど、これまでmade in Austriaであったのが、この表示はmade in EUとある。実態に合わせた、という意味ではわかるが、あいまいこのうえない。
nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 2

HUH

 111形は旧西ドイツ圏では幅広く活躍していて、ケルンでもフランクフルトでもよく見かけますが、やはりバイエルンのイメージが強いかもしれませんね。最近は色々な広告塗装が登場して、なかなか楽しいですが、そのうちの結構なものはロコがスポンサーになっているようです。
 111形は事故廃車を除けば殆どが健在です。電車を大量に導入したとはいえ、2階建て客車をはじめ、まだまだ客車列車が残る現状では、111形の存在価値は大きいのでしょう。特にバイエルンには146形の配属がありませんので、近郊輸送用電機では唯一160km/hが出せる貴重な存在です。
 私鉄への乗り入れという話は聞きませんが、例えばザルツブルクやインスブルックへの列車にも使われていますね。7月末にミュンヘンからミッテンヴァルト経由でインスブルックまで、この111形の旅を楽しむ予定です。
by HUH (2012-05-28 00:17) 

klaviermusik-koba

ミッテンヴァルト、いいですねえ。最近のDB事情のご報告お待ちしています。私が自分でなかなかいけないので。111は本来急行用ですから、ローカル線や貨物列車を引かせるのは可哀想なのですが、200キロ時代ですからやむを得ません。オーストリアのIC牽引してみましたがこれもなかなかいいです。この両国の機関車や車両、とくにMuenchen,Rosenheim,Salzburg,Kufstein,Innsbruckのあたりは、機関車も客車もごく普通に相互乗り入れしていますから違和感はないです。
by klaviermusik-koba (2012-05-28 12:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ゴルフの整備吉田秀和先生を偲ぶ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。