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札幌Mレールレイアウトの引越 [メルクリン]

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以前にお伝えしたとおり、札幌の故荒谷氏のご子息よりMレールレイアウトが小樽総合博物館に引き取られ、移設されることが決まった。今日、ご子息よりレイアウトの解体、引き渡しがすんだ旨のご報告をいただいた。レイアウトは4つに分割され、小樽に運ばれて、この夏から一般に公開されることになったそうで、私としては本当にうれしい。

小樽総合博物館は鉄道が主体の博物館であり、私も何度か訪問したが、レイアウトとしては手宮駅開業当時の風景のジオラマがあるだけだった。そこへメルクリンが加われば入場者の楽しみがふえるわけだし、多くの人にメルクリンを知ってもらえるきっかけにもなる。

車両は機関車31,電車37,客車24,ディーゼル車14,貨車50,という内容で、ヨーロッパ鉄道が主体であることを考えると(そして荒谷氏のコレクションの時代を考えると)電車が多すぎる気もするが、もしかすると電車と機関車がごっちゃになっている可能性もある。9割方の車両がオリジナルのケースに収まって移送されたそうである。札幌へご出張の節はぜひとも小樽まで足をのばしてご覧いただきたいと思います。(但し、正確にいつからオープンかは博物館に直接お問い合わせ下さい)

小樽市総合博物館
石神敏
phone 0134−33−2523 
mail isigami-st@city.otaru lg,jp
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コメント 5

N

おめでとうございます。メルクリンも日本の一般の鉄道博物館に入る時代になったんですね。うれしいような自分も年を取ったような。でも、普通の模型と違って、その時代に考えられる限りの工夫をして、形だけではなくて鉄道の働きをみんなの手元に再現してくれたメルクリンなればこそ、博物館に所蔵していただけるということに、歴史的な意味合いを感じます。そして今頃になって、自分がアナログM式レールの時代になんとか間に合ったことを、よかったと思います。
by N (2013-01-07 22:45) 

klaviermusik-koba

ありがとうございます。現代のメルクリンであれば、金と手間をかければいくらでも可能ですが、それでは日本で公共施設がそれをやる意味はあまりありません。戦前からメルクリンの素晴らしさに感動した方が、当時は全く地方都市にすぎなかった札幌にいらした。それを継承してこられた象徴的なものがMレイアウトだと思います。今となっては金では買えない歴史的意義を認め、それを保存することを決められた小樽総合博物に敬意を評したいです。
荒谷さんはクラシック音楽を北海道に根付かせた先駆者でもあります。この功績と合わせて考える時、このレイアウトを保存する意義は決して小さくありません。
by klaviermusik-koba (2013-01-08 09:02) 

darkhorse

小樽市総合博物館の年間パスあるのでぜひ行きます.たのしみだなぁ.いつからかなぁ.
by darkhorse (2013-02-16 16:38) 

klaviermusik-koba

まだオープンはいつか決まっていませんが、夏休みごろを目指しているようで、私もぜひ一度行って見たいと思っています。
by klaviermusik-koba (2013-02-18 09:26) 

darkhorse

先日,妻と行ってきました.動作していましたよ.アナログのみですが,かなりのコレクションでした.ぜひ,レイアウトにして常設にして欲しいなぁと思いました.情報,ありがとうございました.
これでたった一ヶ所ですが,メルクリンの火が北海道にも入りましたね.
by darkhorse (2013-09-03 18:17) 

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