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札幌の路面電車 [札幌日記]

昨年度よりは忙しくなったものの、だいぶん要領も良くなってきたので、さいわい、数年前にやられたような、過労による帯状疱疹などにはいまのところかからないですんでいる。札幌はあいかわらずだが、東京の真夏の暑さに閉口して札幌に降り立つと快適で、東京では邪魔であった上着がちょうどよくなる。Tシャツのまま降りた乗客が「さむいねえ」といっている。日本中気温はどこでも同じ、と思って旅行しているのかもしれない。

フライトは快適だったが、それにしても今日の新千歳空港の濃霧、ハンパではなかった。ほとんど一寸先も見えないのによく着陸できるものと感心する。客室内のモニターをみていると、着陸寸前になって、ようやく滑走路の誘導灯がみえはじめ、何事もなかったように普通に着陸。すごい。翼のすこしうしろの席にいたが、キリで翼が見えないほどなので、どのように飛んでいるのか、まったくわからない。着陸してからもほかの飛行機の機体はぼんやりとしかわからず、電灯くらいしか見えないから、地上でも下手をすればぶつかるのではないか、と心配になる。

こちらのニュース、やや旧聞に属するが、札幌市電の新しい路線が認可された(といっても一駅分くらいの距離だが)。これによって路面電車は環状に運行できることになる。繁華街であるすすき野を中心に環状に市電があるのはいいことだと思う。ちょっとした距離の移動に地下鉄は階段の上り下りは大変だからだ。このように中心部だけに路面電車を走らせる、やや長距離になると地下鉄や郊外電車、というすみ分けを考えているようだ。いまデモで騒動になっている、トルコのイスタンブールがタキシム広場を中心に、レトロな市電を走らせているケースに似ている。市民はもちろんだが観光客にも人気がある。そういえばこのデモ騒ぎ、あの市電はちゃんと運行しているのだろうか。(タキシム広場の路面電車、いずれまたブログでとりあげます)
(札幌)
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NO NAME

新千歳空港の東側から二番目の滑走路19R(北から着陸時の呼び名)はILSのカテゴリーIIIbのようです。パイロットと飛行機にILS利用条件(資格)がありますが、現実の運用上では最高精度の計器着陸装置です。カテゴリIIIbは滑走路が見えないとだめのようですが、カテゴリIIIcの場合、完全自動の計器着陸で、車輪の接地して着陸したことが分かるくらいだそうです。
参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E5%99%A8%E7%9D%80%E9%99%B8%E8%A3%85%E7%BD%AE#cite_note-6
by NO NAME (2013-06-22 17:13) 

klaviermusik-koba

ありがとうございました。この場合おそらくⅢcもしくはそれに近い状態だったのではないかと思われます。千歳は全国でも最高の設備を持っているとはきいていましたがすごいです。
by klaviermusik-koba (2013-06-24 12:07) 

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