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韓国料理 [グルメ]

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国内外を問わず、どこかから何か仕事がらみの招待で、こと食べ物に関する限り、今回ほど事前にここまで当方の要望を聞かれたことはかつてなかった。肉は食べるかどうか、嫌いなものはあるか、ベジタリアンかどうか、アレルギーについての詳細な情報を、とか、韓国の辛いものは食べられるか、などがその内容である。

私はあまり辛いものは食べられないから、すごく辛いものはダメだが、野菜主体であれば肉であれ魚であれ特に食べてはいけないものはない、とだけ返事を出しておいた。だいたい外国旅行をすると大抵一回は食あたりでつらい思いをすることが多い。そこで胃の薬やら、抗生薬やら、かぜぐすりやら、普段必要のないものも一通りは持参する。が今回は何事もなく薬は無駄に終わり無事帰国した。韓国、といえば焼き肉とキムチのイメージが強く、むやみと肉料理がでるか、と思ったが、実際は予想以上に野菜主体で、その間に肉やら魚やらがある、という感じなので、案外日本で好き勝手に食べているよりは、健康食であったらしく、かなりたくさん食べた割には、体重が少し増えた以外、これということなくすんだ。

ただ、物量が半端ではなく、さすがに大食のアメリカ人、ドイツ人も辟易していたくらいだから、私もあまり食べたくないものはどんどん残した。それが良かったようである。全部食べてしまうと、先方は分量が足りなかったのか、と気にするからだ。同席している韓国人自身も残して食べているから、私も安心して自分のペースで食べることができた。滞在中は夕食をたくさん食べる代わり、一日ニ食と私は決めた。ちょうど昼食にあたる時間帯は演奏の審査中であり、ブレークでおやつをつまんだり、コーヒーを飲む程度で過ごす。ブレークの時間帯はゆったりとってあるので(日本の多くのコンクールのように10分、ということはない)審査員同士の歓談、情報交換の場となる。配られたスケジュール表をみると時間帯のところにR,E,Fの頭文字がついていて、Rは出席必須、Eは議論歓談、Fは出席するかどうかは自由、というわけでブレークはEの項目に当たる。毎晩の全員の夕食もこれに当たる。
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