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Ade! Ootani [札幌大谷大学]

私にこれといったことは何もできなかったけれど、8年間無事勤めさせてもらった札幌大谷大学。いろいろ問題も多かったけれど楽しいこともまたあった。皆さんと苦楽を共にした、というほどの働きをしたわけでは決してないが、この8年、自分にとって何もかもが新しい経験だった。70歳をすぎてからこれまで全く経験しなかった仕事をやれる、ということは普通の人生ではまことに得難い。世の中、70過ぎても仕事を続けている人は少なからずいるだろうが、それもこれまでやってきたことの延長線上での仕事である。私は、人生のおまけ、どころか人生を2度生きた感じがする。

この日は札幌グランドホテルで盛大な送別会を持っていただいた。グランドホテルは当初しばらく常宿にしていた思い出深いところでもある。すべて感謝これにすぎることはない。皆さん、本当にありがとう、そしてこれからの大学の発展を祈り、見守ってゆきます。Alles,alles Gute weiterhin,und Aufwiedersehen !!
(2014・3・17)
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Yoko T

時々拝見させていただいていました。この3月に娘が大谷の音楽学部を卒業しました。娘が入学する前に一度大谷の定演を聴きに行った時に先生をお見かけしたことがありました。優しそうな印象を今でも覚えています。娘は専攻はピアノではないので先生と直接のかかわりはありませんでしたが、母の私は勝手にこのブログを拝見しながら先生を身近に感じていました。退官とのお話・・・残念です。音大とはいえ東京などの大学とは比べ物にならないレベルだった思いますが、呆れずいてくださったと思っています。母の私といえば度々ある娘のアンサンブルや演奏会等に足を運びレベルはともあれ音楽に包まれた幸せな4年間を過ごさせてもらいました。娘ともどもお世話になりました。これからもお元気で・・・
by Yoko T (2014-04-03 23:10) 

klaviermusik-koba

お嬢様のご卒業おめでとうございます。8年間私なりにいい音楽大学にしたい、と頑張ってきました。大学にご不満の点も多々あったのではないかと想像いたします。私は学生さんと接するのが好きなので、管理職でいるとなかなか現場に立ち会えない、というもどかしさもあり、それと、年齢によることもあって、こういう決断となりました。残念な気持ちもありますが、卒業生のみなさんが、それぞれ幸せな未来に向かって羽ばたいていかれるのを心より願っています。
by klaviermusik-koba (2014-04-05 09:24) 

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