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日独・ダブルデッカー車 [鉄道全般]

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フルダブルデッカー車、歴史的にみても、そう新しい発想ではない。イギリスのバスあたりが実用として普及したのが初めてかもしれない。鉄道では多くの種類がみられる。新幹線のMAXやTGVなどは規模として大きいものの双璧かもしれない。MAXが一代限りで成功しなかったのは文字通り詰め込めるだけ、客を詰め込む、という発想で、旅客に快適に旅行させる、というサービス精神の欠如が最大の原因であろう。MAXの一階に一度詰め込まれたことがあるが、景色は見えないし、窮屈だし、もう二度と乗る気は起きなかった。

たまたまこの二つの映像、昨日千葉ー西大井間利用した総武快速線グリーン車と、先日乗車したばかりのドイツの急行に使われている両ダブルデッカー車、一等車車内の比較である。かたや、20メーター車、もう一方は26メーター車と車両限界の大きさの差はいかんともし難い。いずれも比較的短距離に使われるから、一等といえども豪華な設備は必要ない。一等車だから見晴らしのいい上階に席があるのは当然としても、JRは一階にもグリーン席がある。最大の違いはDBの場合空間が広いうえ、座席は1+2とゆったりしているがJRは2+2で座席ピッチもせまい。

もうひとつ、JRの場合はリクライニングがあるが、DBはそれがない。そもそもリクライニングが必要とされないほどゆったりした固定座席だからである。ドイツと日本の人口密度の差はいかんともし難いが、JRは東京の場合通勤時にはこれですら乗り切れない状況だからやむを得ない面もあるのであろう。

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コメント 5

ake_i

一枚目、見慣れたシートです。通勤時間帯は座れないこともあります。
リクライニングしても、窮屈感があることは正直な感想ですが。
ドイツの急行列車のほうが解放感がありますね。

by ake_i (2014-09-24 20:03) 

klaviermusik-koba

この比較、面白いでしょ。グリーン料金を払っていても席がなくても払い戻してはくれないんですよね?だいぶん日本の方が窮屈です。この日は夜も遅く空いていたからよかったものの。。。千葉コンの帰りです。
by klaviermusik-koba (2014-09-24 20:11) 

ake_i

グリーン料金支払っても満席なら立ち席です。グリーンはグリーン車デッキにいてもグリーン車代金かかりますし。
この比較は一瞬「え?」と思いましたが面白い!
千葉コン、余波はこちらにも伝搬しています。
刺激を受けて頑張る人達のサポート、やりがいあります。
ありがとうございます!

by ake_i (2014-09-24 22:28) 

klaviermusik-koba

千葉日報社、社長が交代して始めてのコンサートとコンクールでしたが、社長はやる気十分で、あとは我々のサポート次第、ということになります。私も頑張ります。


by klaviermusik-koba (2014-09-25 09:17) 

klaviermusik-koba

追伸:一等切符を持っていても座席が保証されているわけではないのはドイツも同じです。
by klaviermusik-koba (2014-09-25 09:20) 

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