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少し進化したmy world [メルクリン]

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Hbfの方々もやはり結構はまってる。例会でも随分たくさんのものを見せてもらった。私ももうこれはいいか,と思ってやめるつもりでいたがついまた手が出てしまった,というほどDBのREの雰囲気がよく出ている。所詮子供のおもちゃ、というには大人をもはまらせる魔力のようなものがある。最初に出た二等客車もどきに比べれば、これは誰が見ても218もしくは216牽引のダブルデッカー客車のREひと編成である。附属のレールセットはいつの間にか全部プラ製になっていて、もうメルクリン独特の集電用のコンタクトはいらないはずだが、なぜか形だけ残してある。レール自体も断面は長方形でレールの形にはなっていないが、それでも全体としてみればレールにみえる。

以前試みられたアルファはポシャったが、やはりあれには私もまったく魅力を感じなかった。しかし転んでもただでは起きないのがメルクリンで、そこで培われた技術はmy worldにも生かされている。Cレールももとはといえば、アルファに端を発する。どんなに簡素化されても実物の「雰囲気」がなにより重要で、子供ばかりでなく、いい年をしたオヤジまでがハマるものでなくてはいいおもちゃとはいえない。

何やら、ピアノの世界で言うと、本当に初歩の子供のために書いたシューマンの「子供のためのアルバム」をよく弾きこなすには、第一級のピアニストの腕前がないとその魅力は発揮できないのに似ている。このmy worldシリーズの更なる発展を願う。
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masato-marklin

 うちの孫にも買ってあげましたが喜んで遊んでいる様です。
 線路がプラスチックなのは私からみると、ちょっと寂しいですが小さな子供には怪我の心配が少なくなるのでしょうね。
 汽車側の電池がすぐ無くなってしまうのと、電池交換がしずらいのが難点ですが、交換しずらいのは安全の為しょうがないですね、安全を重視するドイツの考えなのでしょうね。
by masato-marklin (2015-06-10 09:29) 

klaviermusik-koba

たしかにお孫さんのためのものですよね。でもお孫さん、先が思いやられます(笑)。確かに電池の交換が面倒ですが、簡単に交換できるのも確かに子供のとっては危険かもしれません。大人がやってやらなければならないのは、それはそれでコミニュケーションのためにはいいと思います。(おじいちゃんがいないと電車すぐ動かなくなる)
by klaviermusik-koba (2015-06-10 14:50) 

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