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RhBの旧CIWL [レーマン(LGB)]

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私のレーマンもどうやら行き着くところまできたようだ。これまでうちのレイアウトではせいぜい旧型の小型車が似合う、と思い、大型車は極力避けてきた。が、昨年のHbfの例会で大編成の大型客車もなかなか悪くない、ということを認識したものだから、それでは、とRhBのサロンカーを頼んであったのが到着した。大型客車3両だけで車のトランクがいっぱいになるほどのボリュームがある。南相木に到着して梱包を解いてみたばかりでとりあえずの記念撮影。

1930年代、ロンドンとパリを結び、オリエントエクスプレスに接続していた時代の車両であり、有名なプルマン車のフレーシュ・ドール(金の矢)である。

実車はもうかなり老朽化が進んで、廃車寸前であり、スイスのファンの間でその復活、存続運動が行われている、というニュースに接したのがもう数年前になるが最近はどうなっているだろうか。王侯貴族、有名女優、人気芸術家、果ては、彼らを取り巻くお付きの人たちやポーターに至るまで、この豪華列車で往き来した古き良き時代がしのばれる雰囲気がやはり色濃く残る。As1142という記号番号も普通の一等車より格が上であることを示している。定員32、とあるので、変だと思って禁煙車室をみると、座席配列が全部2+1のはずが、中ほどのいくつかが1+1の配列になっている。

このモデルはレーマンの看板モデルとして随分古くからあるのでれっきと「made in Germany」の文字が刻まれている。窓周りが独特で平面ではなく、出窓のように少し凹凸があるところも風格を感じさせる。CIWLに属していたこれら4両の貴賓車はブルー/クリーム、もしくは、こげ茶/クリームの塗り分けであったのが、RhBに移籍してからは、グリーン/クリーム、赤/クリームという風に様々に塗り分けられていた。どの塗色もがレーマンから発売されている。内装も出入り口の壁に書かれた装飾、灰皿付きのテーブル (nicht Raucherの区分にまで灰皿があるのはなぜか?)なかなかよくできている。二枚折の出入り口ドアが一枚に簡略化されているのは残念だが。。できればここまでこだわって欲しかった。
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Akira

こんにちは、Kobaさん。

LGBもこの車両が入線すると極みの領域ですね。この車両の実車は現在RhB系列の運営会社でレストアされてブルーとクリームのツートンカラーで走っています。ここのウエブサイトでこの車両の歴史が見れます。
http://www.verein-pro-salonwagen.ch/salonwagen-rhb.html
by Akira (2015-06-23 17:11) 

klaviermusik-koba

こんにちは、Akiraさん

なるほど、レストアされてちゃんと時々走っているのですね。嬉しい限りです。それにしてもゴルナグラートの頂上まで行くとは。。。
やはりスイス人は冒険心旺盛ですね。あ、うちのラックレールでもやってみます。
by klaviermusik-koba (2015-06-23 18:43) 

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