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南西諸島のツアー(1) [旅行]

作家の邱永漢が書いていた。「世界を旅行してその土地の新聞広告を見ると、そこの国の国民がなにに一番興味をもっているかが伺われて興味深い」。なるほどと思う。そういう目で日本の新聞広告を見ると、ツアーの募集広告が最大手の一角を占める。これは日本人がいかに旅行に興味があるかを示している。食うや食わずの生活では旅行どころではないから、なんとか言ってもやはり全体として見ると日本に限らず、先進国は一般的に旅行に時間と金を使う層がいかに厚いかがわかる。現在中国がそれに追随しているわけだ。でもこの日本の南の端の旅行では外国人を見かけるのはまだ極めて稀である。しかしこの素晴らしい亜熱帯地方、本土以上にはるかに自然環境がよく守られ、しかも旅行環境が十分整っている島々が彼らに席巻されるのも時間の問題であろう。

ツアーの旅行、と言ってもピンからキリまであるから一概に言えないが、私たちは今回「体に優しい」余裕のあるツアーを選んだのである。ツアー旅行で私はよくやるのだが、いつも旗を持っていく添乗員におとなしくついて歩くわけではなく、興味のない部分はずらかってパスし、必要な部分だけ合流する。その分金は無駄になるが、興味のないところまで無理に歩かされるストレスはなくなる。今回もそうしようと思ったが、案外と要領良く、楽なスケジュールが組まれていたので、どうやらツアー会社のスケジュール通りとなりそうである。朝は遅く出発、夕刻は4時~5時にはホテルに着くので、あれもこれもなんでも見る、というわけではないがどうせ物見遊山だからそれでいいのである。

今朝は早く目が覚めてしまったので、今これを宮古島の東急ホテルで書いている。今日が最終日となるので、多分これから先何事も起きなければ、那覇経由で東京に戻ることになる。
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