SSブログ

省庁の移転だけでなく皇居も [音楽全般]

宮田東京芸術大学学長が文化庁長官に就任する、というニュースはすでに知られている。芸術に携わるものとしては大変いいことだと思っているが、意外と知られていないのが、これも政府の省庁移転の試みの一つであるということ。東京に政府の省庁すべてが集中しているのを、地方に分散し、東京一極化を軽減しようというものである。

とりあえずは消費者庁が徳島に「一部」移転が決まったようである。IT時代、なにも東京にいなくともTVで会議はできるから、なるべく省庁を分散させて地方の活性化を図ろう、ということらしい。これに続くのが、文化庁で、候補地は京都である。どこに移転するかは、是非うちに、というふうに、希望を地方の自治体が手を上げさせるという方式で、文化庁が京都に一部ではあっても移転が実現するかもしれない。これは私感であるが、宮田先生の性格からすれば結構乗るかも、という予想である。

ただ、である。この程度ではかなり及び腰の試みでいかにも思い切りが悪い 。いっそのこと、皇居も京都に移転してはどうか。もともと、京都に御所があったのを、明治政府ができたゴタゴタに紛れ、天皇を一時東京にお越しいただく、ということであったのが,(誤魔化してそうなったかどうかはともかく)いつの間にやらそのまま現代に至って定着していると聞く。もしそれが本当ならば、本来のお住まいであるはずの京都に御帰還いただく,というのはどうだろう。政府が本気で省庁移転を考えるならそのくらいにことをしないと実効はのぞめないのではないか。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。