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バッハ4台チェンバロのコンチェルトの8手用編曲(編曲その5) [ピアノ音楽]

原曲はヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのためのコンチェルト。
これをバッハが4台のチェンバロ用に編曲したものがベースになっています。

編曲の理由:これを現代ピアノ4台でやるのはどうも効率が悪い。一つは限られたチェンバロの狭い音域そのままで演奏するとあまり演奏が効果的でない。もう一つはそれだけのために4台ピアノをそろえるのはなかなか大変。

編曲の目的:バッハが当時の楽器用にヴィヴァルディのコンチェルトを編曲したように、現代のコンサートピアノと大ホール用に模様替えをしました。2台ピアノ8手連弾だけでも演奏可能ですが、オーケストラがつけばなお効果的。現代ピアノの広い音域と演奏効果を生かし、なおかつバロックのスタイルを壊さないように配慮しました。

オーケストラの編成は原曲は弦楽合奏だけですが、それにFL.2 Ob2. Fg.2 Hr.2 Timpaniを加えて拡大し、全く新しくオーケストレーションし直したもので、現代ピアノに対応しています。

初演は8手連弾でとりあえずサントリー小ホールで3月14日。今年中にオーケストラ付きでの演奏も計画中。

追記
この編曲ももう何回も演奏されて大分定着してきました。(2006・6)
札幌大谷学園第2回定期演奏会で、オーケストラ付き初演。実にいい響きがします。
(2007・11)


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