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福知山線の大事故から3年 [鉄道全般]

 神戸の仕事で、宝塚ホテルに2泊することになった。JR福知山線はいまでは悪いイメージ払拭のためか、JR案内板には「宝塚線」と表示されているが、これでは阪急宝塚線とまぎらわしい。われわれ昔の人間は「宝塚線」といえば、即、「阪急電車」と思ってしまう。これは商標登録の侵害にあたらないのか。

 「後期高齢者」を「長寿者」と平気で呼び変えるのと同じで、悪いイメージを払拭したいのは分かるが、現実を見続けたくない、という都合の悪いことには目をつぶる日本人の悪い習性がここにもある。私の買った乗車券、町田ー宝塚間の通しの切符にはちゃんと「福知山線経由」とあるから、正式名称が変わったわけではない。現実にきっちりと目を向けて、再び事故を起こさないよう、なぜ「福知山線」で通さないのか私には理解に苦しむ。

 そういえばあの悲惨な事故以来、3年と2ヶ月が経過しているが、福知山線に乗るのはもう何年ぶりだろう。確かに大阪を中心とした JRは便利になっている。私鉄の発達した関西は東京に比べればいろいろな点でサービスがいい。
久し振りの福知山線、尼崎を過ぎて東海道線と分かれ、私の乗った快速電車は事故の現場を何ごともなかったかのように通過する。こころなしか、直線区間でもスピードはすこし押さえて運転しているようにも見える。(合掌)
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