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名古屋のコンサート(報告) [ピアノ音楽]

 70才をいくつも越えたらもう世の中、そんな面白いことあるはずない、と昔思っていたし、いまの若い人も口には出していえないが、そう思っているだろう。町の老人クラブに入って、ゲートボールをする、くらいならまだしも、老人ホームに入ってボケ老人に混じって音楽療法を受ける一員として若い女の先生から「はい、皆さん、一緒に元気で歌いましょ」下手なキーボードの伴奏で「ゆ〜や〜けこやけ〜の、あ〜かとんぼ〜〜〜〜〜」・・・・・ああいやだ、いやだ、思っただけでぞっとする。そんなになる前に死にたい。

 あにはからんや、である。名古屋のコンサートの話があった最初、有り難い話ではあるものの、そう面白いことが出来る、とも期待していなかった。ボツになってもともと、と変なプログラムをアイディアとして送ったら「面白そうだからそれで行きましょ」という返事がかえってきた。さすが、私の昔の生徒たち、ごく普通の発表会もどきのようなものは期待していなかったらしい。私の昔の生徒たち、とさらにその生徒たち、つまり孫弟子であるが一緒に音楽を楽しもう、ということになった。

 私自身は生徒、孫弟子に混ざって1曲くらいちょこっと顔を出すくらい、の予定でプログラムを組んだが、これにおしゃべり、それに指揮もする、とほぼ出ずっぱりのステージとなってしまった。私自身は大変楽しませてもらったが、これも若いときから教育にもかかわったおかげ、と感謝に堪えない。本番の2週間前から札幌でほとんどピアノを練習をするひまもなく、にわか仕込みのDuoは最後まで冷や汗ものだったが何とかこれもクリアした。ほんと、楽しかった。このコンサートにかかわってくださった方々、お聞きいただいた方々、ほんとにありがとう。

 

 
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