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PACHON、クリスマス・イブの過ごしかた [グルメ]

 「PACHON」(パション)                Andre Pachon(シェフ)
 代官山にあるフランス料理店。以前に「金田中」にご招待いただいた、さる資産家の再度のお誘いとなった。ミシュランにのっているかどうかはしらないが、東京屈指のフランス料理。しかもここは内容、分量共にヘビー級のメニューである。

0,ミニ・カナッペ
1、アペリティフ:大きな切り身のフォアグラが中心の盛り合わせ。
2,小さいコーヒーカップのミニスープ。これは本格的スープの前奏曲に過ぎない。
3,地中海直輸入の巨大なオマール海老のグラタン。
4,大きなカップのオニオングラタンスープ。山のようなパイがのっかってる。

  ここでおなかはもうすでに満腹。アントレはまだこれからである。

5,薪の燃えさかる巨大なマントルピースで客の前で焼かれたカモの肉。
6,チーズ盛り合わせ。
7,デザート、凝ったケーキが2種類、さらに一つはサンタクロースつき。メリークリスマス金の文字入りのチョコレート、それにピスタチオのアイスクリーム、果物添え。
8,コーヒーとチョコレート、それにおつまみのクッキー。
  
どんなワインがお好みですか、といわれるからどうせなら、とブルゴーニュのこれもヘビーな赤ワインを注文した。

 クリスマス・イブとあって、かなりな収容人数のテーブルも満席。少し意外に思ったのはほとんどが比較的若いカップルがしめている。100年に一度の金融不安、といわれても、金のあるところにはあるもののようである。察するにわれわれのような年寄りは金があってもやはり日本食、となってこういうところは敬遠するのであろう。まあこのメニューを見れば無理もない。一夜明けた私、今日一日はほぼ絶食に近い状態となっている。

 帰りに玄関にある顧客のサインの重厚なノートをみせられた。皇太子殿下、雅子妃殿下ご夫妻の写真ものっている、ははあ、例の物議をかもした高級フランス料理、とはこれのことだったのだな、と変に納得した。先生もここにサインを、といわれたが、おそれおおくもあるし、私の下手な字で書く勇気はとてもなかったから丁重にお断りした。

 あ、せっかくなのになぜ料理の写真を撮ってこなかった? といわれそうだが緊張していたからカメラを持ってきたことにも気づかなかったのです。
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K.

おなかにいっぱいのクリスマスディナーをいただかれたのですね。

写真あったらいいなぁ、とは思いましたが、
私もその場にいたら、写真は緊張しそう(笑)。

先生のようなすばらしいディナーを堪能するのは、
私一生来ないんじゃないかしら(笑)。

でも今日は、私は気心知れた友人と集まって、
みんなでわいわい作りながら、楽しくパーティーをします。

それはそれで、私大好きです。
自分の性格にもあっているので(笑)。

美味しいご報告は、またぜひお聞かせください。
楽しみにしています。
by K. (2008-12-25 13:59) 

klaviermusik-koba

私もこの年まで生きたからこういう思いも出来たのです。長生きはするものですよ。今日はこれから例のとまりむらの28日のコンサートの練習。ヴァイオリンのMさんとドヴォルジャーク、
グリーク、ブラームスの3番というこれもヘビーなプログラム。昨日のパワーが残っているから頑張ってきます。
by klaviermusik-koba (2008-12-25 16:08) 

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