SSブログ

北朝鮮製の乗用車はいかが [一般向け]

 北朝鮮に自動車会社があるの?といわれる向きもあろう。北朝鮮だから会社ではないが乗用車は生産されているらしい。韓国との合弁で年間生産台数が数百台(毎日新聞の記事による)とある。

 いまや誰も新車をほしがらなくなった、と前のブログでかいたが、もしこれが日本に輸入されれば、希少価値からいっても、この不況下でもプレミアムがついて売れることであろう。いまでもあるかどうか分からないが、かつて東ドイツ製の車体がプラスティック製の乗用車(ヴァルトブルグ)が東京の用賀にある会社が輸入していたことがある。最高時速100キロのこの車、そのままでは日本の車検には通らないので、大改造した上で、一般に売られていたようだが、私は少なくとも街頭で見かけたことはない。当然、というべきかどうか、西ドイツ時代、好き者がいて乗っているのをたまにみかけたが、東西ドイツが統一されて以来、ワルトブルグもザラに見られるようになったからこれも希少価値はなくなった。

 どういう理由からか、北朝鮮でこのたび輸入自動車に100パーセントの関税がかけられるようになったらしい。同時に日本からの輸入も禁止された。もともと、一般庶民にとっては自家用車など高嶺の花だから、輸入自動車の関税が100パーセントだろうが500パーセントだろうが関係ない。それでも富裕層からは「これでは車には乗るなというのと同じではないか」という反発がでているそうだ。

 ほとんど手作業で生産している北朝鮮の国産車がこの措置で増産をうながし、国産の車をたくさん売ろうとしているとはとても考えにくいし、キムさんとか、そのまわりの一族であれば富裕層もいるだろうが、その人たちがおおっぴらに反発を表明する、というのも理解しがたい。わからん国だなあ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。