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ミニSL [レーマン(LGB)]

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 Steinzといえばレーマンの象徴的存在だが、Krauss(Linz,1885年)製の実物の機関車はまだオーストリアで健在のようである。模型のほうは、といえばそろそろこの旧線も廃線になるので記念撮影をして置いた。ブロックを積んだだけのこの旧線もコケがむしてそれなりに風情はあるのだがコンクリート道床が伸びるにつれてこれもなくなる。Steinz「2」と「3」のDoppeltraktionで「2」のほうはサウンド、発煙装置付きだが外観はかわらない。(前方が「2」)
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 日本ではこのような小型の古い蒸気機関車はほとんど姿を消した。D51のような一般受けするような大型機関車でないだけに必要がなくなれば消えるのも早かった。日本にどのくらいあるか詳細は私も知らないけれど、そのうち走行可能な状態にある貴重なもののひとつが北海道は石北本線の丸瀬布(まるせっぷ)にある「雨宮」。現在も約2キロの路線を夏場の土日に運行しているようで、日本も鉄道初期にはこういうものは輸入に頼っていたが、国産の「雨宮」が残っているのはめずらしい。

 丸瀬布は一日4往復しかない特急「オホーツク」の半数しか止まらない不便なところ。札幌から約3時間半、そこからまたバス又はタクシーとかなりの旅行となる。この9月には大学のオフの日を利用して見に行く予定でとても楽しみにしている。あまりに不便なところにあるので実物を見られた方はそう多くはないかも知れない。最近の北海道のツアーのパンフ類をみても、かなりマニア向けと思われるようなツアーでも「雨宮」乗車、見学、というのは見たことがない。

 SL,という言い方は私はあまり好きでなく、蒸気機関車、もしくは蒸機、と昔風に呼ぶのが風情があるのでもっぱら私はこう呼んでいる。
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