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第13回JAM [メルクリン]

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 壮観である。Cレール、Mレールそれぞれ一番多いところで15路線(16?)、そのほかにZゲージ、Nゲージ複線のほか、転車台を中心とした幾つかの路線、道路をバスが走る、いかにもヨーロッパらしい風景である風力発電が何基か、その他もろもろ、よしゆきさんの説明ではHbfとしてはJAMに出展するのは5回目くらいとのことだが、回数が増えるごとに、その規模はどんどん大きくなり、今回はかつてないほどの力の入れようなのだそうだ。これだけ大量のものを半日ですべてセットしてしまう、というのだからただただそのパワーには恐れ入るしかない。

 これはこれで一つの大きな世界だが、この会場、東京ビッグサイトにはほかにも無数といっていいくらいのいろいろな模型鉄道の出展、それには業者レベルのもの、個人レベルのもの、大学や高校レベルの模型ファンクラブのものなどあって、日本の鉄道模型の広がりは、最高レベルから底辺にいたるまで予想以上で、鉄道模型の趣味はじつにいいなあ、と改めて思った。

 Hbfに出席する楽しみは自分の持っていない車両を直接じかに見て、走りも同時に見ることにある。メルクリン・カタログでもみたこともないもの、傑作な改造もの、その他3線交流に対応するものならなんでも、というから本当にこの世界も広い。しかも、Hbfのメンバーのコレクション全体からすればごく一部であろうから、全部集めればどれほどの規模になるのか想像もつかない。私は今回はMレール用アナログ動力車いくつかと、ベルギー国鉄の24センチ客車数両だけを持参した。めずらしくないものばかりではあるが、一度も自分で走らせたことのないアナログ01型もここで初めてその走りっぷりを見ることが出来た。

 面白い車両を上げればきりがないが、一つ印象的なものをあげれば20両近くの「HARIBO」貨車の編成で、よくこういうことを思いつく人もいるなあ、と感じ入った。普通のひとなら買うにしてもせいぜい1両だけであろうから。おもちゃっぽく見えるこの貨車もこれだけの編成になれば、アイデア賞ものだと思う。それもこの規模のレイアウトがあってこそ映えるもの。一日ではあるがたっぷりと楽しませてもらい、おみやげにもらったユニフォームであるTシャツ(ロゴ入りの赤、黒、黄色というドイツの旗の三色がある)を着て帰宅した。打ち上げ会にも出席し、楽しい一日でした。Hbfの皆さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れさま。
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hikari

JAM初参戦、お疲れ様でした。
無事撤収も完了致しました。

たしかに、年々展示面積が大きくなってきて、まさか来年はこれ以上大きくはならないよねぇ? と思いつつも、来年参加するならあれがやりたい、これがやりたいと、既に次のことも考え始めていたりします。とにかく、難しい理屈抜きにこれからもHbfでメルクリンを楽しんでいきたいですね。

HARIBO貨車だけの貨物列車、気に入って頂けて嬉しい限りです。
私も、kobaさんが持ってこられた逆転スイッチ付きの機関車はよい目の保養になりました。
by hikari (2012-08-19 21:31) 

klaviermusik-koba

hikariさん、撤収作業本当にお疲れ様でした。HARIBOももちろんですが、私にとっては何もかもが新鮮で楽しく過ごせました。ただぼーっと見ていただけですが。来年はどのような計画をされるのか、楽しみです。


by klaviermusik-koba (2012-08-20 21:44) 

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