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駆け込み乗車はおやめください [旅行]

台風が接近しているようなので飛行機が欠航にならないうちに早く帰りたいと思っていた。札幌千歳空港。例によって切符は予約などしてない。電車から空港についたのは18時10分を過ぎていた。19時のJALに乗れる、と踏んでいたが、あいにく19時のJALは満席。次の手段。ANAのカウンターに移動。18時30分に空席があるが、切符の発行、保安検査場通過の時間ともに規定の時刻はとっくにすぎている。無理だろうなあ、とは思ったが一応カウンターで聞いて見た。

カウンターの女性は困った顔で、お座席はありますが、と間をおいて、お預けのお荷物はありますか?という。ええ、と答えたらすぐ何やら電話をしていたが、急げば間に合わせますからすぐ保安検査場の優先のレーンにおいでください、という。でも搭乗券もないし、第一、荷物をどうするんですか?と聞いたら、わたしが保安検査場へ搭乗券ができたらお持ちします、お荷物も何とかします、クレームタグはそこで同時にお渡しします、というので大急ぎで手ぶらで保安検査場についたら、かの女性が大急ぎで走ってきて、搭乗券とタグを検査場を通過する間一髪のところで渡してくれてセーフ。飛行機はもう出発ギリギリのところで間に合ったのである。まさにかけこみ搭乗である。

座席についてホッと一息、日本は何とサービスがいいのだろう、と感激した。ここまで無理を聞いてくれるのだ。でも、ここで規定通りに私の搭乗を断わったら、この客は確実に次のJAL便に取られてしまうだろう。しかも当日高齢者割引の12000円の客で、けして上客とはいえない。厳しい営業なんだなあ、とまたため息をついた。でも乗る側からいえば、一時間に3便の飛行機が飛ぶ世界で一番頻度の高い路線だからこそこんな離れ業もできる、とも言える。

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