SSブログ

人類は火星からきた? [一般向け]

テレビ番組で面白いものなどめったにないが、昨晩のNHKの番組ほど興奮させられたものは最近記憶にない。ご覧になった方も多いであろう。火星に降り立った探査機の調査でいろいろなことがわかり始め、それがリアルタイムで報道される。ほぼ確実になったのは40億年前には火星には水が存在した。ということは現在の地球よりずっと以前に火星には水があった。もしそうだとすれば地球より先に生命は存在したかもしれないのである。火星の生命の存在はまだ証明されていないが可能性としてはかなり高まった。

もし火星に生命が存在したとすれば、火星は地球よりずっと昔に生命があったわけで、それが、隕石が火星にぶつかって放出された岩石が有機物を載せたまま地球に到達した、というのだ。なんと言っても火星の重力は地球の1/5くらいだそうだから、飛び散った岩石が火星の引力を振り切ってほかの衛星に到達する可能性は地球の何倍かになるはずである。でも太陽からの距離からみて、有機物が他の衛星に到達していたとしても、いまのところ、生命が存在できる可能性のある衛星は火星と地球以外にはないようである。火星は人類を含めた生物のふるさと、ということはこれまで想像だにしなかった。私たちの祖先が火星で生まれ、はるばる旅をして地球に到達して根を下ろした、というのはずいぶんロマンのある話ではないか。

なかでも感動的だったのは探査機のカメラが捉えた火星の月ともいえるフォボスの映像。端が少し欠けていて日蝕がみられた。まるで地球上て撮影したかのようなクリアな映像の数々、天文学には疎い私もしばし、言葉もなかった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。