ハルツ狭軌鉄道(1) [古い旅のアルバム]
(Drei Annen Hohne駅で給水中のE型タンク機関車)
正しくはSelketal Bahnであるが、この鉄道網は一番南のNordhausenから北上し途中駅、Eisfeldermühleで分岐してWernigerodeへゆくのと、東へGernrodeへゆく、ほぼY字型の路線が基本となっている。いくつもの支線があるが、一番有名なのは1120メーターのBrocken山は魔女が箒にまたがって集うという伝説のある、魔女の一大拠点として有名。出発駅、Nordhausen-nordが海抜184メーターであるから、ほぼ、1000メーターの高低差を蒸気機関車で運行することになる。本線との分岐点になるDrei Annen Hohneからは、さすがに蒸機ではきついらしく、ディーゼル機が主に使われるが、それでもときどきは蒸機も本務機として使われるようである。
写真を撮るには多くの列車が往き来するDrei Annen Hohneがおすすめ。天候が良かったこともあって、私と妻はここで半日陣取り、蒸気列車を眺めて過ごしてので、写真はもう山ほどあるが、そのうちのいくつかをお目にかけたい。一番多いのがE型タンク機関車、1−C−1のタンク機関車も1両在籍している。あとは先述のディーゼル機が若干ある程度。Brockenにも登ろうと思ったが、あいにくディーゼル牽引の列車しかないのでこれでは面白くない、とやめることにしたが、今にして思えば、それでもいっておいた方がよかったと後悔している。
下の写真1−C−1のタンク機関車、これこそが、私のLGBの原点となったもので、これを見てLGBにハマったわけである。実はこれと同じグリーン塗装のLGBが欲しかったがあいにく黒塗りのものしか入手できなかった。E型の方はまだこの1992年当時LGBのカタログにはなかったがここ数年見かけるようになった。
(Elend駅で対抗列車を待つC型タンク機関車21 写真をクリックしていただくとより鮮明で大きな画像がご覧頂けます)
2013-06-08 14:54
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コメント(2)
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私も昨年WernigerodeからBrockenまで往復しました。観光利用が中心ということもあるのでしょうが、日中のBrocken行は全て蒸機牽引でした。
Drei Annen Hohneの給水タイムで私も写真を撮りました。ここにいれば、確かに飽きないでしょうね。
by HUH (2013-06-15 15:56)
それは素晴らしいです。場所が少々不便なところなので日本人の一般の人にはあまり知られていないようですが、最近いらしたのですね。たぶん私がいった頃とあまり変わっていないのではないかと想像していますが、私ももう一度行って、今度は蒸機でBrocken目指したいです。
by klaviermusik-koba (2013-06-15 16:28)