Klais駅 [古い旅のアルバム]
ミュンヘンからインスブルックへ抜ける鉄道は風光明媚な路線として知られる。Garmisch-Partenkirchen, Mittenwaldも過ぎて、オーストリアの国境近くにKlaisというちいさな駅がある。ここで下車して10分くらい車で行ったところにEllmauと言う大きなお城があって、コンサートを依頼されて何回か訪れたことがある。当時のEilzugという料金不要の列車(日本流にいえば快速列車?)も停車する。
なにしろ当時のドイツは少し都会を離れると、メルクリン流にいうなら「EPOCH 2」戦前型の列車はざらに見られたし、これもその一つであるが、バイエルンの民族衣装を着た人やら、大きなトランクをかかえた乗降客もいる。このあたりは現在であっても鉄道車両こそモダンになってもこういう風景はそれほど変わっていないと思われる。一等車もこの頃の客車は白帯線であることがわかる。機関車は判然としないが、おそらく勾配路線であるからしてE44あたりではなかろうか。古風なパンタからもうかがえる。さすがにもうロッド付きの電気機関車は見かけなかった。
2013-07-07 13:06
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