札幌大谷大学その後 [音楽全般]
今年は4年生大学開学と学園創立100周年記念に関する行事が目白押しで札幌の行くことは非常に多い。このところ三日間続けていろいろなイベントが行われ、それはそれでいろいろ問題を含みながらも100周年行事は滞りなく終えた、と言っていいと重う。
最初の私の予想では、学部長の立場として、当然大事な行事には出席する義務はあると思い、それはそれで実行してきたつもりなのだが、もう少し現場にかかわりたい、音楽やピアノに関することを次の世代に伝えたいと思う気持ちが自分としては強い。でも管理職というものはどうも少し違うようだ。思うようにはならない。でもまあこれも始まったばかりなのでやむを得ない面もある。今年いっぱいは仕方がないのかも知れない。なんか儀式に出るためだけに札幌に行っているような気がする。
その点洗足学園は自分の好きなことだけがやれているから、居心地としてはこの方がいいのだが、立場も、学校の歴史もそれぞれ違うのだから愚痴を言っても始まらない。しかしこういう違った仕事に接してみると、人間これまで自分にはなかったと思われるような面も発揮できるので、それはそれで無意味なことでもない。人間どんなことに向いているか、いないか、というのはそう簡単には分かるものではない。これまでにはっきり分かったことは、自分は事務的処理は全くダメ、ということはまず明らかになった。この弱点を補ってくれる人さえいれば、私には結構アイディアマンではあり、管理職よりはむしろブレーンに向いていることは昔からうすうす感じていたことではあったがいよいよ明らかになってきた。でもまあもう少し頑張ってみましょう。
私は学生時代からよくクラブの部長やら、某音楽教室でも発表会のリーダーやらと旗振り役を任されることが多かった思い出があります。
大学時代、部活の顧問の先生に「あなたはどんどんアイディアを出してくれるけれど、全然しっかりしていないから周囲があたふたと心配して助けてくれる。その結果全体がまとまるから、ある意味適任なんだね」としみじみ言われました(笑)
by れいこ (2006-10-15 12:36)