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函館の市電 [鉄道全般]



 函館市電では見るべき車両が3両ある。

(1)比較的最近導入された低床式の2両連接車
(2)旧型電車を身障者対応の低床式に改造したもの
(3)昔の鉄道馬車時代からある客車が、除雪車に転用され、さらにまたその台車を利用して2軸のアン   ティーク市電としてダブルルーフ車に改造し、「箱館ハイカラ号」と称して異彩を放っている。

 そのうち私がじつに傑作だと思ったのが(2)でその写真をお見せしたい。ばかでかい字で車体に麗々しく書かれているところが何とも言えずほほえましい。身障者のひとも少し尻込みするのではないかという気もした。そのうちに(3)がさらにもう一両観光用に改造されるらしい。そうすると、除雪車はもともと3両しかないので、除雪車として残るのはもう1両しかないことになる。最近の除雪は民間の「ササラ自動車」に委託して除雪をするから、電車としてはほとんど必要ないのだそうだ。
 こうやってあちこち最近の市電事情を実際に接してみると、それぞれの町で市電復権の動きが実感としてよく伝わってきて面白い。札幌市電もいまやごくわずかしか残っていないが、またメーンストリートに復活させる話も出ている。


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