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3年目のゴルフワゴン [プライベート]

 愛用しているゴルフのステーションワゴンが3年目で車検を受けで我が家に戻ってきた。本国ではヴァリアンテと呼ばれているもので、日本では滅多に見かけない1500cc。軽自動車からベンツのスポーツ車まで、実にさまざまの車を体験して、結局落ち着いたのがこれである。安全性、信頼性、乗り心地、使い勝手、大きさ、など私のこれまで乗った車のなかで実用車として一番使いやすい。面白い車というのはたくさんあるが、それはそれなりにリスクもある。メルセデスのSLKを天気のいい山道を屋根を全部あけていい気分で走っていたら、突然の大雨に見舞われた。面白いもので走っている間は雨に濡れないが、止まるととたんにずぶぬれ。あわててハードトップを閉めようとしたがなぜか、あわてているときに限って動かない。ガソリンスタンドを見つけて、何度かスイッチを入れ直してやっとおさまった。カッコよさと走りだけのためにほかをすべて犠牲にしているような車だから、やせがまんの車、ともいえる。

 この1500ccゴルフは日本では人気がない。走りが少々かったるいからだろう。120キロくらいで関越を走っていて追い越しをしようとすると、やはり加速はそれなりだが、これはこんなもの、と割り切ればいいのだ。息子に言わせると「お父さんの運転は万年ならし運転」だそうで、レッドゾーンまで回転数を上げることはほとんどない。それにしてはスピード違反で捕まることは珍しくない。70才を越えた今では、体の衰えを自覚して乗るせいか、若い頃のような事故はもう長年起こしていない。この次の免許書き換えは講習が必要、というのは業腹でよけいなお世話、という気もする。ものすごく目立つ明るいメタリックブルーの車体は日本で殆どみたことがない珍しい色で、買うときたまたま日本に入って来た、カタログにも載らなかった色だが一目で気に入ってこれに決めた。旅行先でレンタカーを借りていろいろ試してもみるが、これ以上の車は今のところ見つかっていないからまだこいつとは当分つきあうことになろう。


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Akira

私も今のAudiを友人から譲ってもらうまでゴルフIIIのヴァリアント(ワゴン)に乗っていました。その前もゴルフIIの3ドアでほとんど故障とは縁のないクルマでした。特に前のゴルフワゴンは、ドイツで新車で買ったこと。ドイツでも珍しいシンクロ(4WD)+マニュアルミッションであったこと。(インジェクションもないキャブ仕様)そして何と日本迄持ち帰って来たことなど、愛着の深いクルマでした。ドイツからアルプスの山道を越えてイタリアのミラノまで走ったこともあったクルマです。しかし、ドイツでは不要であったエアコンが日本では必需品で夏(と言うか、春から秋?)は暫く大変でした。
しかし、基本的な性能、つまり走ったり、止まったり、曲がったりという動作が一つの不安もなく行われることには本当に感心します。あとドイツの道を走っていると、寸法がぴったりと合うというか、道とクルマのサイズがあまりに良い関係であるのにも驚きました。日本では違いましたが..。
今のクルマが何時の日か乗り終えたら、またゴルフに戻るかも知れません。
by Akira (2007-05-14 20:33) 

klaviermusik-koba

そうですか、4WDでマニュアル、キャブレターというのは、日本では考えられないですね。でもドイツ人はマニュアルが好きで、4年ほど前、おんぼろ2代目パサート(!)をドイツ人の友人から借りて(もちろんこれもマニュアル)、だいぶん乗りましたが、さすがにアウトバーンでは少し苦労しました。

今のゴルフワゴンは日本の道路状況には少し大きすぎ、先代のが一番日本の道路と相性がよかったのですが、次世代ワゴンは多分もっと大きくなるでしょうから困るなあ、と思っています。
バランスのいい車ですが特に足回りのしっかりさと、シートの程良い固さで長時間運転でも疲れないのです。
by klaviermusik-koba (2007-05-14 22:14) 

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