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2010年ショパンイヤー [日本ショパン協会]

 もう長年この会長をつとめているのだが、このところ、忙しいこともあってポーランド大使館にもすっかりご無沙汰してしまっていた。ところが、急に駐日ポーランド大使のリビツキ博士からお呼びがかかって、日比谷のあるレストランへ出かけた。外国の大使とこういう普通のレストランでお会いする、というのもすこし異例なので、一体何ごと、と多少緊張してでかけた。

 内容はまだここにはかけないが、話の要旨は2010年ショパン生誕200年ということで本国ではいろいろなイベントが盛り上がりつつあるが、日本ではどのような企画があるのか、もしショパンに関して大きなアピールをする予定があるならポーランドとしても国を挙げて応援する用意がある、という趣旨のようだった。

 もちろん私の頭の中にはすでに何かやらないといかんなぁ、と考えてはいるのだがまだ具体的なアイディアがあるわけではない。なんか尻に火をつけられたような感じになってきた。日本人はショパンが大好きだから、どのみちいろいろなショパンのコンサートは目白押しになるに違いない。ただ本国のように、政府機関が絡んで国を挙げての行事、というふうにならないことだけはいたしかたない、というご了解はいただいた。

 「日本ショパン協会」といってもショパンの音楽の好きな人の集まり、という各種団体のひとつに過ぎないのです、と話をするところから理解をしてもらう始末で、やはりもう少し大使館とも緊密に連絡を取り合うことも必要かな、と感じた。最近やっとポーランドでもごちゃごちゃしていたショパン関係の団体も文化省の直属の「Chopin Institut」にまとまりつつあり、次の2010年のショパンコンクールはこの「Institut」が中心になって開催する、ということまではなんとなくわかってきた。


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