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美しい帯広 [旅行]

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 札幌大谷大学がらみの仕事で10数年ぶりに帯広を訪れた。以前ここでコンサートで訪れて以来のこと。

 帯広の変わりようにはほんとにびっくりした。駅前に立ったとき、私はスイスのどこか、それも観光ずれしていないところ、たとえば、クールのような小都市にきたのではないかと一瞬錯覚したほどだった。まず、駅前広場が美しく整備されて、シーンと静まりかえった独特の静けさは、日本の他の都市ではまずお目にかかったことがない。さびれていて静か、というのとは明らかに違う。駅構内も、外も日本おきまりのBGMという不愉快なものが全くない。駅の南側も以前は操車場や機関区があったのだが、そこもひろびろとした公園のようになっていて、もともとヨーロッパの都市のように碁盤の目のような整然としたここの町作りに素晴らしくマッチしている。帯広の郊外は、ちょうどフランスのどこか、田舎を思い起こさせる、緑が一面に広がる。さえぎるものがなにもないのと、不愉快な野立広告がほとんど見あたらないのだ。
 
 もちろん地方都市独特の問題はなくはないはずだが、帯広に住んでいる人は、たいていここは暮らしやすい、という。二日の滞在中、天気は悪かったが、静寂なこの地は素晴らしいと思った。それに魅せられてここだけを訪れる人も少なくないし、ここに移り住んでしまう人も多い。仕事抜きでぜひまた帯広を訪れてみたい。

 ついでながら、昔の国鉄時代の硬券よりは、わずかに小振りだが、こんな切符もご当地にはある。
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