八海山 [旅行]
「八海山」といえば、左党の人たちには、ああ、あの、と思われるくらい全国的に知られた銘酒だが、それでは本物の「八海山」はどこにあるかはしらない人も多かろう。上越線、六日町駅から車で山に分け入ること約20分、すそ野からロープウエイが山の中腹まで運んでくれる。八ヶ岳、という山が存在しないように八海山、という山もまた存在しない。8つの峰からなる一連の山を総称してそう呼ぶようである。ここは私の大好きな場所で、少しの休みを利用して、来たのは今日で2回目。
とくになにがある、という山ではないが、ロープウエイの終点から体力に応じて適度な尾根づたいの散策が楽しめるのが最大の魅力。今日は、ほんのわずかかすみがかかっているものの、暑くもなく、寒くもなく実に快適な絶好の散策日和を夫婦で楽しんだ。歩くのはいやだ、という人でもロープウエイの山上駅自体が素晴らしい展望があって、少し歩いて展望台まで行けば360度、新潟から佐渡まで見渡せる。
平日で全くだれもいないか、と思いきや、結構散策を楽しむ人は多く、20人くらいの70歳代、とおぼしき後期高齢者(?)ツアーで女人堂まで歩く、という元気な一団にも出会った。何度でもいきたくなる素晴らしい場所。
(手前から2番目のやや薄い山並みは苗穂山、遠くに妙高山と南アルプスが雲にかすんで見える)
(六日町近郊を疾走する越後湯沢ゆき「はくたか7号」同日撮影)
2008-06-19 09:49
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