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ベルリン名産ホタテのお刺身 [グルメ]

 南相木の山奥の山荘にベルリンのKさんから電話が入った。いまどき、いくら山奥でもベルリンから電話がはいったからといっておかしくもなんともないのだが、「ベルリンからですが、ホタテのお刺身をお送りしたのですが、東京のお宅がお留守のようなので、どうしたらいいいか、お電話しました」。

 私は一瞬絶句した。ベルリンのホタテのお刺身! 最近ではベルリンでも新鮮なホタテが買えるようになったか?
だがどうやらこれは早とちりだったようである。詳しくは、日本のC市のご実家から私宛に送ってくださったのだが、2週間も留守にしたのでクロネコの宅配人が困って、ご実家に連絡しても私の居所がつかめず、結局ベルリンにいる、Kさん本人が私に直接電話する羽目になったようである。

 かくて、私が東京に戻る日をつげてクロネコでは冷凍保存をしてくれて、今日、無事ホタテが我が家に届いた、という次第である。Kさんどうもありがとう。

 それにしても、毎年この時期。クロネコにはさんざん迷惑をかけてしまうようなのだ。何回配送しても留守で、紙切れをポストに入れても音沙汰がない。ありがたいことにときおり山海の珍味をお送り頂くことがあるが、すこしでも可能性のある先方にまさか、あらかじめこの時期は留守をしますからご了承ください、とはいくら何でも厚かましくも催促がましいことをいえる義理ではない。

 通常、クロネコにはこの期間は留守にしますから、もしなにかあったらこう処理してください、と依頼して出かけるのだが、今年はどうやらそれを忘れたらしい。もうひとつ、知り合いのドイツ人からも南相木に電話がはいった。日本語さえ忘れるほどのんびりしていたのに、ドイツ語にいきなり頭を切り換えるのがおそくなって少しあわてた。そういえば、車の運転でトンネルにはいったとき、暗闇に慣れるのに、若い人より倍の時間がかかる、ということを講習会で経験したが、年をとるとはそういうことのようだ。
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コメント 2

K

すみません、Kでごじゃります。

その節は失礼いたしました。
毎年もう少し早めに対応ができるのですが、
今年は、実は、そこの社長が
長い闘病のあと、神様のもとにいかれ
(父の小さいころからの友人、しかも病気は
例の、あれ・・・、手術をしなかったタイプです)
すべてが遅れてしまって、
こんな時期になってしまったのです。

ベルリンでホタテはちょっと無理ですが、
お送りしたホタテは、北海道の強い漁業ならではのものですので、
ご心配なく(ベルリンでホタテはねえ・・・)


せっかくの夏休みのところを
お邪魔しちゃってごめんなさい。
by K (2008-08-28 12:59) 

klaviermusik-koba

東京で美味しくいただきました。遅ればせながらお礼申し上げます。

そうですか、でも最近はこの病気では死なない、と思っていたのですが、やはり、そうでもないんですねえ、お父上が手術をされたのは正解だったのかも・・・。
土砂降り、南相木から。最近集中豪雨の被害が多いからそろそろヤバくなってきた。東京に戻ります。

by klaviermusik-koba (2008-08-28 14:42) 

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