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とまりむらのコンサート [ピアノ音楽]

 もう20年以上続いているコンサート。今回で99回目だそうである。今年は水野佐知香さん(ヴァイオリン)をゲストに招いての3曲のソナタ。ドヴォルザーク、グリーク、ブラームスの3番。以前には岡山潔さんに来てもらって、やはりソナタの夕べを持ったことがある。音楽も性格も全く対照的な二人。岡山さんはうちに素晴らしい音楽を持ちながら則を越えない人。水野さんはパッショネートを絵で描いたような人。通常ヴァイオリン相手では、私は音量的にも比較的ピアノの音量も押さえて全体のバランスをはかるのだが、水野さんの場合は全くその必要がなかった。私も自分の本音でぶつかった。これはしばらくなかった痛快な経験である。「楽しかったねえ」とあとからどちらからともなくいいだした。

 もちろんピアノのフタは全開である。しかもフォルティッシモはまったくお互い容赦してない。それでもうるさくないのである。私はうるさい音には敏感だから最近は全体として抑制的であったのがこの日は何かがふっきれた気がした。コンサートというのは1回1回全部違う。だからライブは面白いのだ。今年もさまざまな経験をさせてもらったいい年だった。みなさんありがとう。
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