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Rhätischebahn開業120周年 [BEMO]

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 この貨車はレーティシェバーン開業100周年にさいしてBEMOから発売されたものだが、これで見ると今年はレーティシェバーン120周年記念の年、ということになる。この鉄道の最初の開業は1889年Landquart-Kloster間33キロを蒸気運転でオープンしたのがはじまり。以下、順次工事が進められてChurーArosa間の1914年を最後の開通として現在の形になった。しかもこの時点ですでに全線電化している。これは世界の鉄道の中でも全線電化の早さ、という点ではめずらしいものはなかろうか。急勾配やトンネルが多いこの路線では蒸気列車の運転は困難を極めたであろうし、スイスは山国だから、早くから水力発電が行われていたのは周知の通りで、この電化の早さも当然と思われる。

 今年はどのようなイベントが行われているのか知らないが、お読みになったかたからもし情報でも頂ければありがたい。それでも、100年という節目でも有蓋貨車にこんなアンバランスな表示がされているだけ、というのはユーモラスで面白い。そして写真からは読みとれないがドアの真ん中に「蒸気列車友の会」という広告が同時に描かれているから、やはりこのボロい貨車、ただ者ではないのかも知れない。楽しい1品。
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