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鉄道博物館 [鉄道全般]

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 そろそろ頃合いもよかろう、と思って鉄道マニアのT君の車で連れだって鉄道博物館へ出かけた。平日、それもなるべく人のいなさそうな時間帯をねらったのである。ねらいどおり、比較的空いていてゆっくりと見たいものを見てまわることが出来た。

 神田にあった交通博物館時代とは違って、広い敷地に十分なスペースがとられた、本格的な鉄道博物館。スケールの点ではさすがにヨークやニュルンベルクとは比較は出来ないが、日本としては画期的なものであろう。いろいろ興味深いものはたくさんあって、マニアの目で見ても充分見応えはある。商業的に成功しているのは、マニアばかりでなく、一般の鉄道に興味を持たない人にも面白く見てもらえるような工夫が凝らされているからであろう。やはり民営化した鉄道会社の長所が生かされている。例えば、この写真は一見遊園地の電車風ではあるが、子供でも自分で電車を運転できる、それも安全にコントロールされている、というのがミソ。スケールは模型と実物の中間くらい。大人が3人乗れる。

 私が興味を持ったのは何両かの歴代の御料車で、ダブルルーフの20メートル車から4軸車まである。特に20メートル車になってからの車両はヨーロッパの影響が強く、プロシャ王国時代の宮廷列車をほうふつとさせる。残念ながらガラスで仕切られていて写真はうまく写らなかった。
 もう一つは昔、一等展望車などの高級車に使われていた3軸台車がはだかで展示されていたこと。これを間近で見るのは初めてで、しかもこんなものには一般観客は誰も興味を示さないからゆっくり見ることが出来た。数多い歴代台車の中でただ一つ、これだけがきちんと見られる状態に展示してあったのはやはりマニアックな人がこの仕事に多くかかわったからとにらんだ。新幹線の台車でないところがいいのだ。

 まだほかにも報告したいこともあるがとりあえず今日はここまで。
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