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ショパン・パリ最後のリサイタル [ショパン]

29日、こんなタイトルで行われた、本演奏連盟主催のショパン生誕200年祭記念コンサートは盛況、かつ、成功裡に終わった。企画に関わった人間として、ほっとしているところである。(東京文化会館大ホール)

4時間半にも及ぶ長丁場なのでお客さんは途中であきられて帰られるのでは、と心配したのも杞憂に終わった。演奏者のすばらしい演奏の数々が最後まで観客を飽きさせなかったのだろう。多くの出演者の交渉、会場整理、練習時間の設定、など事務局は複雑、煩雑な事務量で大変だったに違いないが、私の知る限り一つもミスは起きていない、日本演奏連盟の事務能力はすごい、と改めて感服した。

私の出番であるコンチェルトの17人の室内オケ編成の編曲の響きかたもだいたい想定の範囲内であったし、オケを指揮しながらピアノソロにぴったりつける、という経験もスリリングではあった。とくに第2番の第2楽章、迫さんのかなり自由なテンポ・ルバートにピンポイントでつける、というのも、自分はピアノパートを細部までよく知っているからまあ大丈夫、とは思ってはいたものの、やはりピアニストは特に本番では予想外の動きをするから、それなりの集中力は必要となる。第2ピアノで気楽に伴奏をしているのとはやはりひと味違うのだ。


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