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タコのパウル

 スポーツはあまり興味はないのだが、Wサッカーでタコのパウル(名前も半端ではないが)がどちらかチームが勝つかを予告して、ことごとく当てた、というのはとても面白かった。ドイツの水族館で飼われていたタコだからといってドイツのチームをひいきせず、厳正に当てたところがすごいといわれている。が、タコがサッカーに興味を持つとはとても思えないから、まあ偶然がかさなったと見るのが多分正しい。

 大地震のまえにネズミが家から逃げ出す、とか自然の異変を事前に察知して何らかの行動を起こすことは知られている。これは、あくまで生物の自己保存のために天から授かった特殊な能力なので、種の保存のための本能という点からみれば理にかなっている。サッカーはどちらが勝とうがタコの生存には無関係だから、生物学的にいうならサッカーよりは自分がタコ焼きにされるかどうかのほうがより切実なはずなのだ。

 ただ、まあ、「預言の鳥」という曲を生み出した国に飼われていたタコだから「預言のタコ」もあながち的はずれともいえないか。
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ake_i

先生、たこ焼きにって・・・・^^:

このニュースは欠かさず目に入ってきました(笑)
どういうわけか気になる話題でしたので。

預言のタコ。突っ込みとオチを兼ね備えた作品になることでしょう。
それもまた難しいことです。

先日10年以上も前のピアノ月刊誌を読んでおりました。
1960年のショパンコンクールのことが書かれていました。
2番のソナタ、興味を持ちました。
暑いので御身体にはご自愛されてください。



by ake_i (2010-07-20 01:35) 

klaviermusik-koba

お元気のご様子、何よりです。金沢さんの千葉コンのことが気になっています。1960年といえば・・・もう歴史上のことですね。あの時代のポーランドを今の人には想像もつかないでしょう。まあでも今年もワルシャワにはいっておこうかと思います。これが最後になるかも知れません。
by klaviermusik-koba (2010-07-20 10:55) 

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