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ピアノがネズミの巣になった! [ピアノ音楽]

 山荘のピアノがだいぶんほったらかしになっていたので、しばらくぶりに調律を依頼した。
ほとんど中をあけたことがなかったのだが、調律師さんがアクションを取り出したらもうびっくり! 中はティッシュの紙切れや木の葉っぱがぎっしり、おまけにネズミの死骸まででてきた。どうやらこの中にネズミが巣を作ろうとしていたようなのだ。さいわい、アクション類には被害はなく、大事にはいたらなかったが、調律師さんによれば別荘のピアノにはままあることのようなのだ。ひどいのはハンマーやシャンクをかじられて使い物にならないケースもあるそうで、そうなれば被害はこんなものではすまない。

 このピアノはヤマハのG2と小型ではあるが、外装はウオルナットの木製で要所の部品はすべてコンサートグランド用の特別な材料を使うよう注文したもの。楽器ができあがるまでに何度か浜松の工場を訪れては仕上がり具合を見て、完成を楽しみに待った楽器なのだ。屋根をあけるのも普通のピアノに比べ、かなりの重量感がある。10年たってだいぶん木の美しさがでてきた。整調のおかげでピアノは見違えるようになり、生気を取り戻した。しばらくほったらかしにしていたことを深く反省した。
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