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第16回ショパンコンクール(1) [日本ショパン協会]

 どうしようかとずいぶん迷ったのだが、何とかスケジュールの都合をつけてけっきょく行くことにきめた。生誕200年記念のワルシャワの盛り上がりぶりを目で確かめておきたかったことと、妻はワルシャワには一度も行ったことがないので今回は同伴することにした。

 私の資格の名目はコンクール鑑賞ツアーのコンダクター、ということなのだが、私よりずっとショパンコンクールに関心を持ち、マニアック的に詳しい参加者が大半なのだから、私が一般参加者にレクチャーすることはほとんど何もない、というより彼らの方がはるかに詳しいのだから何のために私ごときコンダクターが必要なのかよくわからないのが実態といえる。一方妻の方は一般参加者であるからして彼女には私がそれなりにレクチャーすることになる。

 ワルシャワに行くのはいいのだけれど、いろいろな行事、学会やらなにやら、あれにもこれにも出席するように、という招待状がいくつか来ていて、それに出席するのが鬱陶しく、これらはすべて断った。であるからして、私は観光客気分で気楽に行こうという魂胆なのでである。

 今年は書類審査、現地の審査員によるスクリーニングを経て最終的に81人が第1次予選にエントリーすることになる。私の手元にはそのピアニストの名簿が送られてきているが、81人のうち、17人が日本人で最多。つぎに香港、中国、台湾を含めた中国系、3番目地元ポーランド。ついで韓国、ロシア(もしくはロシア系)という順序になる。どれも数がはっきりしないのは外国籍を持っている人が中国系には多いので実際の数は日本とそう変わらないかも知れない。あとはUSA,イタリア、フランス、オーストリア、ドイツ、スイスなどが一人、二人、ちらほら、という感じ。スペイン、イギリス、オランダ、ハンガリー、北欧などにいたってはゼロ、という風でショパンコンクールに対する関心度の高い順にならんでいるなあ、というのがとりあえずの感想。
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