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E10 [メルクリン]

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  しばらく振りのメルクリンネタです。とくに何を買う、という当てはなく、2週間ほど前、ぶらっとディーラーを訪れた。こういうときに案外自分の盲点だったものを見つけることがある。それと、これまでも指摘してきたことなのだが、カタログで買うのとディーラーの店頭で実物を見、試運転をしてみて、納得して買う、というのとでは少し愛着がちがう気がする。

 こんなこともあった。店頭で見たある車両がその時にはたいして気にも留めなかったのが、帰りの電車の中で変に気になりだし、2,3日たつうちに矢もたてもたまらなくなって結局また店頭を訪れる羽目になる。

 カタログで常日頃見ていても当たり前すぎて、つい買いそびれているうちに製品が終わってしまって後悔する、ということだってよくある。まさにこのE10がそうではないかと思って買ってしまったのだ。1960年代頃の客車がかなりそろってきたし、それなりの牽引機もいくつかあるけれど何か一つ足りない、と思っていたのがこれだったようだ。考えてみればこのタイプはうちにはアナログ時代のE41しかない。急行用のブルー塗装のE10はやはりこの時代には欠かせないのだ。

 モーターは最新のソフトドライブ、実に静かに走る。これは新らしい鋳型で作られているが、このタイプはメルクリンの場合これまで何回新しく鋳型が起こされたのだろうか。昔の「文鎮」の時代から見れば、車体はずいぶん薄くなり、スマートになり、細部の出来は数等によくなった。が、昔の無骨な41もやはりそれなりの味があるからそれはそれで捨てがたい。サウンドはこの電気機関車の場合、ついてはいるものの、私にはなくもがなの感じはする。


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