災害の影響

　大災害の影響はじわじわ東京にも影響している。とりあえず明後日に予定していた日本ショパン協会の理事会の開催は交通事情の不安定さを考え、さきほど「延期」を会長として決断して事務局に申し入れた。明後日の日本演奏連盟の理事会はどうなるか。これは伊藤京子理事長の決断事項だから私はそれに従うだけでよい。

　さて、日常生活である。パンと乾電池を買おうと出かけたけれどもうどこも売り切れ。ガソリンも全部店は閉まっている。こういうことになると皆の出足は本当に早い。乾電池はいくつか予備はあるし、ろうそくは趣味で集めていた燭台や様々なデザインのろうそくがかなりあるからとりあえずは何とかなる。

　しかしこれが長期化したらどうなるかは今の段階ではなんともいえない。難民として外国、とまでいかなくても、いっそのこと一時的に本拠を北海道にでも移すか？　となると、東京の仕事がすべてできなくなる。まあ東京の都市機能が麻痺してしまったら東京の仕事もできない訳だから札幌にいても同じではないか？　仕事のあるときだけ可能なら東京に戻るという方法もある。

　計画停電もやむを得ないとは思うが実態は東電のかなり「無計画停電」でしばらくは東京も生活面でかなり混乱しそうである。