SSブログ

もう一つの被災地支援 [ピアノ音楽]

 今回の大災害について各方面で支援事業がいろいろあることは伝えられているとおりだが、盲点も多分一杯ある。ピアニスト、もしくは地方でピアノの先生を営んでいる人たちが楽器や楽譜に甚大な被害が出ている、被災はしたけれどピアノのレッスンは続けたい、という希望をする子供も結構多く、被害を被ったピアノ用の楽譜の提供をのぞむ声が大きいと聞いた。

 今回は被害の地域が広かったこともあって、せっかく集まった義捐金もまだほとんど必要とされる人に配られていないらしい。今回の災害は底が知れないだけに、息の長い、そして幅の広い援助が必要となろう。地味ではあるがこういう援助の仕方なら私なりの出番もあるかも知れないと思い、名義は伏せて、K楽器から子供のレッスンに使われる需要の多そうな曲、楽譜などを選んで、あるまとまった金額分の楽譜を発送するよう指示を出して置いた。私の立場だと同じ楽譜でも市価より安く買うことができるし、その分同じ金額であってもより多くの楽譜が提供出来る。

 楽器の問題もあるがこれは現在個人の家でほとんどほこりをかぶったままになっているピアノや電子ピアノを提供する、ということも活動をはじめているようである。これもまた何か私なりに協力出来る部分もあればいいと思う。これまで個人的には日赤にもなにがしかの寄付はしたものの、いまのところ現在あまり有効に使われていない、と聞くと金さえ出せばいい、というものでもなさそうだと思う。それぞれの人の立場からのきめの細かい援助の仕方も必要とされる。ご協力くださる方があればうれしい。

カネはないが時間とパワーのある人はボランティア活動で、ある程度の金に余裕はあるが時間もなく力仕事もできない人は義捐金を提供することなど、いろいろと支援の仕方はあるが楽譜や楽器を提供する、ということを私は思いつかなかった。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。