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南相木日記(2) [レーマン(LGB)]

          [コンクリート道床の型枠作り]
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 昨晩から急ににぎやかになった。この頃は毎年山荘もほぼ満杯状態になる。今日はコンクリート道床の続きの工事で、まず測量から始まる。本線のエンドレスはずっと拡大しただけに工事も大がかりになり、時間もかかるが、Gゲージになるとまさに体力勝負。敷地は見ただけではわからないがわずかに傾斜していて、本線は地形と関係なくほとんど勾配のないものに仕上げるのだそうだ。出力の十分でない機関車でも長大編成を可能にするためだ。東京で試みた幾つかのレイアウトでも、本線には勾配を作らないのが実用的で望ましい、というのが経験から得た結論である。

 目下レイアウトの中心的景観になる橋梁をどんなトラスにするか、と議論が白熱している。橋脚のコンクリートの型枠を3本作っているので、これだとトラスが4個に(!)なるのだろうか。完成すれば壮観だろうなあ。レーマン製のトラスは値段が高いわりに見栄えがしないから、プラレールを改造して使った方がマシじゃないの、といった奇想天外な議論を私は楽しく聞いている。

 工事は佳境に入ってきた。R3のカーブはこれまでに使用した型枠が大体使えるとはいえ、でコンクリートやゴミのかき落としやら、成形なおしやらでこれも一仕事である。これだけ時間と労力とをかけるとまさに本格的なレイアウトになるが、別線はいずれ楽しみながら考え考えやるそうなので全部完工するのはいつになるやら全く見当はつかないが、完成するとやることがなくなり、楽しみがなくなるので、完工時期はなるべく先のばししたい、という。結構、結構。

 旧線はそれなりに面白いから全部は廃線にせず、本線と分離して一部をのこし、Museumsbahnとして使う方法もあるなあ、という議論もある。レールも敷地もありあまるほどある、という恵まれた環境にある。
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