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上海地下鉄雑感 [鉄道全般]

「地下鉄10号線が電圧低下のためにコントロールパネルの電気が消え、視認運転になった結果の追突事故」と新聞記事にある。確かにそのとおりで電圧低下しても液晶パネルはダメだが電車はとりあえず動く。いわば路面電車やスイスの山岳鉄道と同じで、信号に頼らず、前方確認をしながら最徐行運転をする。これも当たり前であろう。(日本なら全面運転を取りやめるところだが)したがってこれはまあ不注意運転の結果の事故である。

 新聞の写真やTVで見る限り、上海地下鉄のホームにはアクリル張りの乗客転落防止の壁があるし、電車の前方には日本の地下鉄と同じ非常時脱出用のドアもある。外観からは日本以上にすばらしく先進的にみえる。写真でどうしても確認出来なかったのはパンタ集電か、第3軌条集電かであったが、気になったのは第三軌条方式であれば軌道上を避難して歩けば避難者は感電の危険性もある。

 でもあるとき突然電圧が下がるようなインフラでは日本の産業を中国へ移転すれば大丈夫、ということにならないのではないか。原発事故を起こして電力不足になっているとはいえ、まだしも日本の電力事情のほうが足りないながらも安定している気はする。
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