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iPad、仰天のソフト [ピアノ音楽]

 友人の作曲家からソフトのダウンロードのやり方を教わり「Pianoscores」を購入した。
いやはや、世の中ここまできたか、とただただ仰天した。まさにピアノ曲の図書館を持ち歩いているようなものなのだ。

 クラシックのピアノ音楽がメジャーな作曲家はもとより、マイナーな作曲家の楽譜までぎっしりつまったソフトである。どうやらアメリカのものらしい。これでもう重い楽譜は持ち歩く必要がなくなった。コンクールの審査などで当日なんの楽譜が必要になるかわからないとき、これ一つ持っていればだいたい用がたりる。版権の切れたもの、もしくは海賊版とおぼしきものまで、出典はごちゃごちゃだが、それはそれでまた面白い。

 まだ全部きちんと検証をしていないが、ベートーヴェンのピアノ作品やショパン、ブラームスの作品など全作品が揃っている反面、チェルニーで一番使われそうな30番の練習曲などが欠けている。ただし、もとになっている楽譜は実にまちまちで、バッハの旧協会版、ブライトコップや古いペータース、さらにはそれらの海賊版のごときもの(英語やら、ロシア語やら)があるから、まあ厳密なテキストにはとてもなり得ないけれど便利なことこの上ない。

 アルカンやヘンゼルトのピアノコンチェルト、ドビュッシーのマズルカ、といった珍品も含まれ、見ているだけで楽しい。ピアニスト、ピアノ愛好家には持ち歩きには便利なソフト。
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