ÖBBとスウェーデン製の機関車

　写真の３重連、同じ型のスウェーデンのASEA社製のRc型機関車で、連続する円い窓、薄い屋根、左右非対称のドアの位置、全長１５メートルの短い車体、などがスウェーデン製機関車の特徴を示している。昨年のメルクリンカタログで面白い、と思っていたÖBB仕様の２両セットが入荷した。（１）本国SJで使われていたグリーン塗装のもの、（２）ÖBB籍ではあるが茶色とクリームのスゥエーデンらしい塗装の雰囲気を残したままのもの、（３）暗い赤とグレーのオーストリアを象徴する色、の３つが揃ったことになる。いずれも大体２０００年前後に使われていた塗装で、それぞれに特徴があってお国柄がそれとなく出ているのが楽しい。

　次のブログからすこしづつその特徴を見ていくが、とりあえず、３重連で貨物列車を牽引してみた。実にスムースに同調して走行してくれる。こういう風景が実際あるかどうかはわからないが同じ型の機関車どうしがオーストリアとスウェーデン間でやりとりは結構多いので、あながちまったくあり得ない編成でもないと思う。