北欧のラインゴルト・ドームカー [メルクリン]
ドームの桟の数はちがうけれど、同じ展望車でもこのように塗装がちがうと全くイメージがちがってしまう。このドームカーはラインゴルトの編成から外されて以来、ApfelpfeilやMittel-Thurgauなどあちこちの旅行会社などに貸し出され、もしくは買い取られて、メルクリンからもいろいろなヴァージョンがこれまで発売されてきている。スウェーデンにいた時代のトグ・コンパニエトの塗装はグリーンとクリームを基調に、ご覧のように、クマ、キツネ、トナカイの絵が3両にそれぞれ描かれていて、いかにも北国らしい雰囲気がある。ただ、ラインゴルトの基本的な塗装に比べるとやや格調の高さには欠ける気がする。現在はこのうちの1両がオリジナルのブルーとクリームの塗装でレストアされてふたたびドイツのマニアを喜ばせている。
ただApfelpfeilもそうだが、たしかに特殊な車両なのでインパクトは強いものの、使い勝手はそう良くないらしく、どのプロジェクトもあまり成功しているとは言い難い。
2012-01-21 11:47
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