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野立広告 [札幌日記]

 北海道もまだところどころ雪は残るものの、桜がまだ美しいし、白樺などの新芽がみずみずしい。札幌が一番美しい季節であろう。札幌駅に降り立つと、空気がまったく違う。からっとしていて、ヨーロッパに近い空気を感じる。北海道を鉄道で旅行していて思うのは、本州のような野立広告がほとんど見られないことで、これが景観のよさに大きく寄与している。

 本来、禁止されているはずの新幹線沿線にも最近、違法な野立広告が目立ち始めていて、苦々しく思っているが、北海道にそういう規制があるのかどうかは知らないが、本当に少ないことは確か。でもこれを逆に見ると、本州のように金をかけてまで野立広告を作るだけの効果がない、だから少ない、ともいえるのかもしれないと思うとすこし複雑な気持ちにはなる。

 日本の町並みを汚くしている原因は3つ。(1)建築物の規制が緩やかなこと(いい面もなくはない)(2)道路に張り巡らされた電線類(これも地震国としては街の景観は見にくいものの、災害の多い国では復旧が楽である(3)広告の規制がほとんどなく、いかにも汚い広告が街を醜くしている。

 泊原発は5月5日以来止まっているが、いまのところ、札幌とその近辺で見る限り、とくに原発停止による変化はみられない。当地はむしろ夏よりは冬の電力が問題であろうが、一般家庭はだいたい灯油が主のようだから、東京ほどの影響はないかもしれない。

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